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2008年10月09日(木) 19時36分

ラーメン店主夫婦を殺害の中国人に死刑判決…東京高裁読売新聞

 東京都品川区の製めん所兼ラーメン店で2002年、経営者夫婦を殺害し現金などを奪ったとして強盗殺人罪などに問われた中国籍の無職、謝依俤被告(31)の控訴審判決が9日、東京高裁であった。

 須田賢裁判長は、「落ち度のない被害者の生命を相次いで踏みにじった冷酷で残虐な犯行。奪った貴金属を換金し女友達とディスコに行くなど犯行後の情状も悪い」と述べ、死刑とした1審・東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

 判決によると、謝被告は02年8月、居住していたアパートの大家だった早川勇さん(当時64歳)が経営する同店に侵入し、早川さんと妻の容子さん(同57歳)をナイフで刺殺。現金約4万7000円や指輪やネックレスなど52点(約7万円相当)を奪った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081009-00000048-yom-soci