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2008年10月09日(木) 08時15分

四谷三丁目に炉端焼の新店「喜怒哀楽」−カウンターに食材並べ調理市ケ谷経済新聞

 総合フードサービス(台東区)は10月7日、四谷三丁目駅近くに「炉端焼 喜怒哀楽」(新宿区四谷3、TEL 03-5363-2668)をオープンした。

 店舗面積は26坪。臨場感やライブ感、アミューズメント性を演出したという店内のカウンターには産地や鮮度にこだわった食材が並び、オーダーが入った食材をそこから取り出して客の目の前で調理し、大きなしゃもじに乗せて提供する。カウンター18席とテーブル16席を用意し、総席数は34席。

 同社の中川誠社長は「消費者が食の安全・安心に対して不安に感じている今の時代だからこそ、目の前に食材を並べそれを調理して提供するスタイルの『炉端焼』で商品力を伝えていかなければならない。それに加えて、接客やサービスで人間力を見せる店にするために、カウンター越しにお客様とコミュニケーションをはかることが出来る最適なスタイルだった」と炉端焼の業態を選んだ理由を話す。

 カウンターの食材には産地を記した札を立て、そのほとんどが国産。干物・魚介・生魚・野菜・肉など季節の旬の食材を使った炉端焼のメニューは、「真ホッケ」(950円)、「烏賊(いか)一夜干し」(800円)、「蛤(はまぐり)磯焼」(2個700円)、「大浅蜊(アサリ)浜焼」(1個850円)、「新秋刀魚(サンマ)」(800円)、「葱(ねぎ)一本焼」(400円)、「アスパラ」(400円)など。

 毎日手作りする「自家製薩摩揚(さつまあげ)」(660円)や「自家製ジャンボ鶏つみれ」(820円)、「喜怒哀楽オリジナルサラダ」(600円)などの一品料理や「炭火焼おにぎり」(2個400円)、「干物茶漬け」(650円)も用意した。

 ドリンクメニューはビール(グラス=500円)や焼酎(450円〜)、日本酒(750円〜)、シャンパンまで豊富に取りそろえ、「森伊蔵」(1,950円)、「魔王」(1,100円)、「村尾」(1,200円)などのプレミアム焼酎も提供する。

 ターゲットは40〜60代のビジネスマンと近隣住民。「店を出るときに楽しかったと感じてもらえる店。おもてなしの心を大切にし、お客様の記憶に残る店にしていきたい」と同社長。客単価は4,000円を見込む。

 営業時間は、月曜〜土曜=17時30分〜翌2時、日曜・祝日=17時〜24時。

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炉端焼 喜怒哀楽

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