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2008年10月08日(水) 20時49分

Opera Software、ブラウザ最新バージョン「Opera9.6」をリリースRBB TODAY

 Opera Softwareは8日に、デスクトップ版ブラウザ「Opera」の新バージョンとなる「Opera 9.6」をリリースした。

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 「Opera 9.6」では、全般的な速度改善が図られたほか、「Opera Link」機能がさらに拡充され、検索エンジンや閲覧履歴もシンクすることが可能となった。Opera Linkは、複数のOpera同士でメモ、ブックマーク、スピードダイヤル、パーソナルバーを同期させるほか、お気に入りの検索エンジンや過去に入力した閲覧履歴を参照したりできる機能だ。

 内蔵メールクライアントの機能向上としては、回線速度が制限されていてもメールを速やかに取得することができる「低速回線モード」が搭載され、メールスレッドの抽出・無視機能が搭載された。

 そのほか購読したりブックマークする前に、RSSフィードのコンテンツを閲覧することが可能となった。

 同社CEOのJon von Tetzchnerは「『ユーザの個々のニーズに応じて柔軟にウェブを適応させていく』という弊社の方針を誇りに思っています。Opera の改善されたメールクライアントは最適なコミュニケーションツールです。また、Opera Link は、ユーザ毎に異なるブラウジングの独自性を、どんなコンピュータからでも利用することを可能にします。新しい Opera 9.6 には、世界中の人々から選ばれる新しい理由があるのです。」とのコメントを寄せている。

 Opera 9.6は、Linux、Mac、Windows版が利用可能で同社サイトから無償ダウンロードが可能。

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