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2008年10月08日(水) 21時49分

<爆発物所持>元自衛官を再逮捕 皇居に消火器発射で毎日新聞

 元自衛官が皇居に火薬を詰めた消火器を発射した事件で、警視庁公安部は8日、自宅に爆弾を保管していたとして、神奈川県相模原市大野台7、元陸上自衛隊員、小川俊之被告(34)=爆発物取締罰則違反(使用)罪などで起訴=を同罰則違反(所持)容疑で再逮捕した。

 調べでは、小川容疑者は9月19日、黒色火薬を詰めた鉄パイプ爆弾(長さ約15センチ、直径約3センチ、重さ約30グラム)3本を、クーラーボックスに入れて自室の屋根裏に保管していた疑い。昨夏、インターネットの動画サイトで爆弾の製造法を知り、爆弾に興味を抱いたという。昨年12月以降、硝酸アンモニウム(約930キロ)など大量の火薬原料を通信販売で購入、自宅で調合していた。

 これに先立ち、東京地検は8日、皇居に向けて消火器を発射した事件について、小川被告を起訴した。

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