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2008年10月08日(水) 20時05分

「自分の居場所がない」のは同じ 加護ちゃん、“ティーンのリアル”に共感VARIETY

 『American Teen/アメリカン・ティーン』公開記念“ジャパニーズ・ティーン”ムービーコンテストの授賞式が8日(水)、新宿バルト9で行われ、元モーニング娘。のタレント加護亜依がプレゼンターを務めた。

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 ナネット・バーンスタイン監督の『American Teen/アメリカン・ティーン』は、アメリカの10代のリアルな姿を追いかけたドキュメンタリー映画で、10カ月にも及ぶ撮影を通してアメリカの等身大の高校生を映し出し、サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門で最優秀監督賞を受賞するなど、高い評価を得ている。

 『〜アメリカン・ティーン』は、7月に悩める10代との対談集を出版した加護にとって、思い入れるところがあるようで、「自分の居場所がない若者が何かを探していく過程。自分も経験がありますが、日本だけじゃない、アメリカも同じなんだなと思いました」と素直に共感を示した。
 今年で20歳になった加護は自らの10代を振り返り、「いろいろな失敗をしましたが、それもやっておいてよかった」とし、将来のために映画の製作過程を学ぶことや、ソロでの音楽活動などの抱負を語った。

 『〜アメリカン・ティーン』にちなんで開催されたのが、“ジャパニーズ・ティーン”ムービーコンテスト。募集されたのは、現代の日本で活き活きと生きるティーンを写した10分以内の映像。大賞を受賞した高尾ひとみさんと橋口恭子さんの作品は、新宿バルト9にて本編上映前にスクリーンで見ることができる(期間限定)。

 『American Teen/アメリカン・ティーン』はパラマウント配給で10月11日(土)から新宿バルト9ほか全国ロードショー。


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