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2008年10月07日(火) 12時17分

逗子駅前なぎさ通り入り口に和風飲食店−古民家風の店内特徴に湘南経済新聞

 JR逗子駅前の商店街なぎさ通り入り口に9月24日、和風飲食店「ENISHI(えにし)」(逗子市逗子1、TEL 046-871-5382)がオープンした。

 建物は2階建てで、1階のバー部分にはカウンター席8席、3フロアに分かれた2階部分には、座敷、ソファ席を含むテーブル席計35席を設けた。1階バー部分の上部を吹き抜けにし、2階の通りに面する個所は大きなガラス張りにするなど、開放的な明るさが特徴。梁(はり)などに古材を使い、木や土など自然の温もりとライトダウンした照明の古民家風の店内は、新装の店舗ながらも落ち着いた風合いを醸し出している。家具や食器ほか、スタッフのユニホームも和柄で統一した。

 ランチタイムは、焼き魚の定食など数種類(800円〜1,200円)を用意。自家製あんにん(580円)などのデザートも。ディナータイムは、「おすすめ」(同店)の牛すじの煮込み(780円)などの和食メニューのほか、旬の魚介類や野菜を使ったピザ(880円)やパスタ(980円)など、和食以外の料理もそろえる。ドリンク類では、焼酎、泡盛、日本酒などを多数用意する。店主の石井さんは「メーンメニューの一つである刺身の盛り合わせなどで使う鮮魚を今後、地産に切り替えて行きたい」と話す。

 店名の「ENISHI」は「えにし=縁」に由来する。いろいろな良縁を生み出す場所であるようにと名付けた。横浜の黄金町でも和風飲食店を営む石井さん。「ここは、駅前の商店街の入り口というとても便利な場所。来てくださるお客様は、年齢層がさまざま。国際色も豊かで非常に興味深く、これからもいろいろな方にお越しいただきたい。それぞれのシチュエーションで、ゆっくりくつろいでもらえたら」と話す。

 営業時間は11時30分〜15時、17時〜翌2時。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081007-00000000-hsk_sn-l14