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2008年10月07日(火) 21時50分

検審も「不起訴相当」=女子柔道部員の練習中事故−福島時事通信

 福島県須賀川市立第1中学校で2003年10月、当時1年だった少女(18)が柔道部の練習中に頭を打って意識不明の重体になった事故で、福島検察審査会は7日、業務上過失傷害の疑いで書類送検され、不起訴となった当時の柔道部顧問(44)ら男性教諭2人について不起訴相当を議決した。
 検察審査会は「顧問らの注意義務と今回の事故に因果関係を認めるには疑問が残る。生徒は03年9月の乱取り練習で頭部を強打し、出血があったが、両親がその後の試合への出場を制止するなどしていれば、問題の事故が防げた可能性もある」と指摘した。 

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