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2008年10月06日(月) 14時00分

衝突をあくまで回避する日産のロボカー、動画WIRED VISION

Brian X. Chen

これはカッコイイ。日産の「バイオメトリック・ロボットカー」(Biomimetic Robot Car)『BR23C』は、世界初の、役に立つバックシート・ドライバー[運転手にいろいろ指図する者]だ。

レーザーセンサーを使って、近くにやってくる対象物を前方180度の範囲で検知し、衝突を防ぐよう情報を処理する。

ビデオのロボットは、魅力的な女性との衝突をあくまで避けるロボットの様子をデモンストレーションしている(魅力的な女性との衝突を望むなど、とんでもないことだ)。

この技術が未来の乗り物に搭載されたら便利になることは請け合いだ。高速だとどうなるのかというのはちょっと疑問だが、日産ももちろんその問題には取り組んでいることだろう。

日産のニュースレターと、Gearfuseの記事を参考にした。

[このロボットは、東京大学先端科学技術研究センターの神崎亮平教授との共同研究による。ニュースリリースによると、昆虫の複眼をヒントに、近づく物体の距離や速度を測定。「過去の行動情報の蓄積を反射ルールに落とし込んでいるために、高度な演算処理を要するCPUや膨大な履歴情報を蓄積するメモリを必要とせず、非常に短い時間で状況に応じた的確な回避能力を発揮する」という。10月4日まで幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2008」で展示された]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081006-00000001-wvn-sci