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2008年10月06日(月) 16時48分

FX、取引手数料無料化の業者は55.7%Business Media 誠

 業者に預けた証拠金を担保に外貨や円などを組み合わせ売買するFX(外国為替証拠金取引)。矢野経済研究所の調べによると、FXのネット取引を行っている企業は全体(122社)の95.1%に対し、電話取引のみは4.9%にとどまっていることが分かった。

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 FX業界では年々手数料競争が激しくなっているが、取引手数料を「完全無料化」している企業は31.1%、「一部の商品、コースで手数料を無料化」が24.6%、「すべての商品、コースで手数料を徴収」が44.3%。取引手数料を無料化している55.7%(68社)のうち、完全無料化が始まったのは2005年から。同年2月にエフエックス・オンライン・ジャパンが導入を始めたほか、MJやFXCMジャパンなど7社が無料化に踏み切った。また2008年に入っても、手数料無料化の商品やコースを提供した企業は17社と、無料化を実施する企業は年々増加している。

 取引手数料(片道)の分布を見ると、手数料0円の商品やコースを提供する企業が最も多く68社、次いで1米ドル当たり2〜5銭(1万米ドル取引の場合の1米ドル当たりの手数料)で32社、10銭が9社、6銭〜9銭と1銭がそれぞれ6社だった。

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