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2008年10月05日(日) 08時04分

【Jのツボ】新罰金制度 効果まだ先産経新聞

 9月からJリーグで新罰金制度運用が始まった。1試合で同一チームの5人以上が警告や退場処分を受けるなどした場合、J1のチームに50万円、J2は25万円の罰金が科される。9月の1カ月で早くも5チームが規定に引っかかった。

 “適用第1号”は昨季王者の鹿島で、13日の川崎戦で主審の判定に集団で詰め寄り50万円。F東京、大宮、磐田、湘南は5枚のカードを出され適用対象となった。新規定も警告数減には直結せず、Jリーグも「効果が出るのはまだ先かな」と渋い顔。

 ちなみに罰金はJリーグではなく、日本サッカー協会に納付される。現在は協会の「雑収入」にカウントされているが、収入の経緯が経緯だけに「直接フェアプレーの啓蒙(けいもう)活動にあてられないか検討中」とか。(森)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081005-00000054-san-socc