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2008年10月05日(日) 08時00分

福山ケガ寸前 観客熱狂!花道になだれ込む…「容疑者Xの献身」興収50億狙えるスポーツ報知

 フジテレビ系人気ドラマ「ガリレオ」の劇場版「容疑者Xの献身」(西谷弘監督)が4日、全国410スクリーンで封切られた。東京・有楽町の日劇1の初回上映後には主演の福山雅治(39)や柴咲コウ(27)らが舞台あいさつ。観客が総立ちになる異様な熱狂ぶりで迎えたスタートに、福山も「皆さんの熱意はしかと届きました」と興奮。秋の目玉作品として、配給の東宝は「興収50億円も狙える」とした。

 映画館が、一瞬にしてライブ会場さながらの空気に変わった。948席ある日劇1の後方扉から姿を見せた福山の姿に観客は熱狂。異例の総立ちとなり、キャストが歩く“花道”までファンが次々となだれ込み、あわやケガをしかねない異様な空間となった。

 福山らはもみくちゃになりながらも、何とか壇上にまでたどり着いたが、福山も「手が痛いです。何てことしてくれたんですか(笑い)」と、その熱狂ぶりに驚き。「僕の体に触れた人はあと2回、3回見てくれることを約束してくれますか」としっかりPRに結びつけた。

 福山にとっては20年ぶりの映画出演、そして初主演作の初日ということもあって「こうやって映画の初日に舞台に立つのは初めての経験。たいへんうれしく、感動している」と感慨もひとしお。そんな中で「ただ一つ、まったくもって予想外だったのは、この舞台へたどり着くまでの入場ストローク」。1日、先行ロードショーが行われた故郷・長崎でもなかった状況に「皆さんの熱意はしかと届きました」と、手応えを感じたようだ。

 「容疑者X−」は、作家の東野圭吾氏(50)の短編シリーズを初めて長編映像化。昨年10月に放送されたドラマ版の「ガリレオ」は平均視聴率20%以上を記録している。

 近年、テレビシリーズの劇場版は軒並み高い興行成績を記録。現時点で「花より男子ファイナル」が興収76億円で邦画2位、「相棒−劇場版−」が42億円で4位となっている。「容疑者X−」も、初日の成績こそ明かされなかったが、東宝は「興収50億円も狙える好スタート」と、上位に食い込む成績を期待した。

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