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2008年10月05日(日) 08時00分

武雄山断髪式にイチローから手紙スポーツ報知

 愛工大名電の先輩 昨年九州場所限りで引退した元幕内・武雄山の大鳴戸親方(34)=武蔵川=の断髪式が、東京・両国国技館で行われた。

 約300人がはさみを入れ、所用で出席できなかった愛工大名電高の先輩・イチローからの手紙も読まれた。理事長就任後初めての断髪式となった師匠・武蔵川親方(元横綱・三重ノ海)の止めばさみで大いちょうに別れを告げると「感無量です」と、大粒の涙を流した。

 武蔵川理事長は「けがは多かったけど頑張った。熱心な指導をするし、これから協会、部屋のためにしっかりやってもらいたい」と、エール。大鳴戸親方は「師匠の教えを見習いたい。相撲が強いだけではなく常識のある言動をする力士を育てたい」と、“武蔵川魂”を後進に伝えていくことを誓った。

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