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2008年10月05日(日) 07時01分

武蔵川理事長が初体験 止めばさみ入れたスポーツニッポン

 日本相撲協会の武蔵川理事長が4日、東京・両国国技館で行われた元幕内・武雄山(34)=本名・富永丈喜、現大鳴戸親方=の断髪式で、理事長として初めて止めばさみを入れた。武蔵川理事長は出席した約300人の最後に登場。神妙な表情で大銀杏(いちょう)を切り落とし、11年間の土俵生活を終えた愛弟子をねぎらった。大役を終えた理事長は「まじめな男だし、しっかりと指導してほしい」と激励。大鳴戸親方も「師匠が協会の最高の役職に就かれたので、さすが武蔵川部屋と言われるよう自分たちも頑張りたい」と熱血指導の継承を宣言した。

 ≪八百長裁判から一夜 朝青龍休養≫3日の八百長裁判で東京地裁の証言台に立った横綱・朝青龍は、この日は休養した。5日は時津風親方(元幕内・時津海)の断髪式に参加する予定だが、左ひじのケガのため、秋巡業(12〜26日)の参加は依然として未定のまま。担当マネジャーは「(モンゴル帰国治療を含め)引退相撲などの公式行事が終わってから師匠と話し合って決めることになるでしょう」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081005-00000042-spn-spo