2008年10月05日(日) 20時53分
ゲームソフト会社の「レベルファイブ」が攻勢(産経新聞)
「レイトン教授と不思議な町」などのヒット作があるゲームソフト会社、レベルファイブ(福岡市中央区)が自社タイトルゲームの製品群を大幅拡充する。
頭の訓練ソフトを集めた「ATAMANIA(アタマニア)」ブランドを創設。1200万部のベストセラー本「多湖輝の頭の体操」や、パズルブック「スローンとマクヘールの謎の物語」を「ニンテンドーDS」対応ゲームにして来年発売する。また、宮崎駿監督作品の制作で知られるスタジオジブリがアニメーション作画を担当したゲーム「二ノ国」、ホラーゲーム「うしろ」なども製品化して来年発売する。
オンライン上に仮想のコンソール(ゲーム機)を構築して、ネットから購入したゲームを再生させて遊ぶ「ROID(ロイド)」を開発。ゲーム情報誌最大手の『ファミ通』と連携してゲーム情報もネット配信するなど、新しいタイプのゲームポータル(玄関)サイトに育てていく。
このほか音楽事務所のアップフロントワークスと音楽レーベル「FRAME(フレーム)」を創設。ゲームに登場するキャラクターをイメージした女性3人でアイドルユニット「トゥエルブ」をデビューさせ、ゲームとのメディアミックスを展開する。
レベルファイブは平成10年設立。スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」シリーズの開発を手がけ、19年2月に初の自社タイトル製品「レイトン教授と不思議な町」を発売した。
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