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2008年10月04日(土) 08時02分

「渡り廊下走り隊」来年1月デビュー!サンケイスポーツ

 おニャン子クラブから飛び出した「うしろ髪ひかれ隊」の妹分ユニットが、20年ぶりに結成されることが3日、分かった。AKB48のプロデューサー、秋元康氏(52)が渡辺麻友(14)ら4人を選抜。「渡り廊下走り隊」と命名し来年1月、ポニーキャニオンからデビューする。20年前と同じタッグで、工藤静香(38)らを輩出した“伝説のユニット”超えをめざす。

 昭和60年代、「うしろゆびさされ組」「うしろ髪ひかれ隊」などを次々と誕生させ“おニャン子旋風”を巻き起こした仕掛け人、秋元氏が、平成の世でも女性ユニットで歌謡界に打って出る。

 メンバーは3年前から東京・秋葉原を拠点に活動し、昨年紅白にも出場したAKB48から選抜。一番人気との呼び声高い渡辺をはじめ、多田愛佳(13)、仲川遥香(16)、平嶋夏海(16)を秋元氏が指名した。

 現在4人とも仲間由紀恵(28)らを擁す芸能事務所、プロダクション尾木に在籍。以前、同事務所に所属し、その後ソロで大活躍した静香、生稲晃子(40)、斉藤満喜子(38)の3人組「うしろ髪−」にあやかり、「渡り廊下走り隊」と命名された。

 秋元氏は「清潔で元気があって、笑顔がかわいくて、健康的な4人です。学校生活と密着したユニット名がいいなと思い、渡り廊下をスカートを翻して走っていく彼女たちの姿が浮かびました」と解説。「うしろゆび−」「うしろ髪−」に続く「20年の時を経た青春三部作の完結編」(秋元氏)と位置づけ、AKBファンはもちろん、おニャン子ファンだったアラフォー世代(40代前後)にも訴えていく。

 「この名前を聞いてびっくり」とは最年少の多田。渡辺は「渡り廊下のように、ファンのみなさんとの架け橋となって愛されるグループになりたい」と気合が入る。

 「渡り廊下−」は、4日からテレビ東京系アニメ「BLUE DRAGON」(土曜前9・0)のオープニング曲「青い未来」を担当することが決定。ただ、デビュー曲は未定で来年1月発売になる。

 「うしろ髪−」は、活動期間1年ながら「時の河を越えて」「あなたを知りたい」などのヒットを飛ばし、鮮烈な印象を与えた。20年前と同じ秋元氏、プロダクション尾木、ポニーキャニオンの強力タッグが今度は“渡り隊”旋風を起こす。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081004-00000030-sanspo-ent