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2008年10月03日(金) 18時58分

「一蘭」発祥の店・那の川日赤通り店がリニューアル−エアシャワーも天神経済新聞

 一蘭(福岡市博多区)は9月23日、ラーメン店「一蘭 那の川日赤通り店」をリニューアルオープンした。

【関連画像】 新しく導入した「エアーシャワー」

 同店は、1993年9月にオープンした「一蘭」の1号店。「味集中カウンター」の原点となる、カウンター各席に目隠しのれんを設けたスタイルを取り入れた。昨年11月から、リニューアルのため休業していた。

 店舗面積は以前の約4倍となる32坪。席数は変わらず18席。カウンターの「仕切り」が有名な同社で唯一、仕切りがない店舗として知られていたが、「やはり『一蘭』といえば仕切りがある『味集中カウンター』が特徴」(同社広報担当の三好貴秀さん)と、今回は仕切りを設けた。

 「安心・安全・健康」をテーマに掲げ、衛生面を強化。店舗入口には同社初の「エアシャワー」を導入。食券購入後、店内に入る前に強風を送り、衣類などに付いたホコリを落としフィルターで吸い込むエアシャワー室を通って入店するシステムになっている。

 ラーメンの味も改良した。健康を第一に考え、可能な限り添加物を排除し、消化に悪いといわれている麺の原料「かんすい」を使用していないほか、独自の技術で通常より多くのコラーゲンを抽出したスープを使用するなどして、「天然極上とんこつラーメン」(790円)を作り上げたという。

 エアシャワーシステムは今後、他店への導入を検討中という。初年度売り上げは6,790万円を見込む。

 営業時間は10時〜翌7時。

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一蘭

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