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2008年10月03日(金) 16時59分

「なんだその髪形は」…松坂のモヒカン思わぬ波紋!?夕刊フジ

 【アナハイム=塚沢健太郎】地区シリーズ第1戦でエンゼルスに先勝したレッドソックスは2日、敵地で練習。第2戦を翌日に控えた松坂大輔投手も軽めの調整を行ったが、この日、思わぬ“襲撃”を受けた。

 松坂は他のナインより30分ほど遅れてロッカーに登場。まもなく始まるレイズ戦の中継をソファにふんぞり返って見ていた愛称「ビッグ・パピ」ことオルティスの前を横切った。するとオルティスが反応。ユニホームに着替えようとした松坂を「ダイスケ、カモン」と手招きして、呼び寄せた。

 何事かと松坂が歩み寄ると、ソファから立ち上がったオルティスは腕組みしながら「お前はどこのファンだ。なんだ、その髪形は。もっとちゃんと切って来い」と突っ込みを入れた。

 プレーオフを前に松坂は、ソフトモヒカンの髪形に変身。これは西武時代からよくやっている髪形だが、時期が悪かった。というのも、ア・リーグ東地区で優勝を争い、プレーオフで対戦する可能性もあるレイズでは岩村がキッカケとなりモヒカン頭が大流行。それをマネしたと思われてしまったようだ。

 松坂は「パピは(チリチリ頭で)この髪形ができないですからね」と鋭い切り返し。もちろんオルティスの冗談なのだが、松坂の髪形を見て、黙っていられなかったのだろう。

 エンゼルスのソーシア監督は、松坂攻略について「有利なカウントにして、チャンスを生かしたい」とリーグ四球王に“待球”作戦を仕掛けることを予告。しかし、8月以降の松坂は、別人のように制球力がアップしており、むしろ裏目に出る可能性が高い。

 松坂としては、勝ち投手になれなかった過去2度のエンゼルス戦とは違うところをみせつけ、地区シリーズ王手をかけたいところだ。

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