記事登録
2008年10月02日(木) 23時31分

人気クラブのオーナーを脱税で在宅起訴産経新聞

 人気のDJクラブの売り上げ約6800万円を脱税したとして、東京地検特捜部は2日、所得税法違反(脱税)の罪で、東京都世田谷区のクラブ経営、東田隆志オーナー(54)を在宅起訴した。

 起訴状によると、東田オーナーは、クラブの賃貸契約などをダミー会社名義で結んだ上、第三者が店を経営しているよう装うなどの手口で、平成18年までの3年間に計2億円余りの所得を隠し、約6800万円を脱税した。隠した資金は、家族名義の口座などに預金していたという。

 東田オーナーが売上げを隠したクラブ2店舗のうち、東京・西麻布のクラブ「SPACE LAB YELLOW(スペース・ラボ・イエロー)」(8月に閉店)は、平成3年12月にオープン。約200人を収容できる東京の代表的老舗クラブで、テクノ・ハウス系と呼ばれるダンスを中心に、国内外の有名DJを招くなど、20代を中心とした若者に人気を誇った。

【関連記事】
アドビシステムズ元役員ら2人告発 ストックオプションで脱税
5900万脱税で有罪 悩み相談の女に岡山地裁
パチンコ攻略ガイドを販売した元社長、1億円脱税
韓流ブームに乗って脱税 韓国映画配給会社を告発
7100万円の脱税で猶予判決 朝鮮総連の傘下団体の職員ら 京都

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081002-00000591-san-soci