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2008年10月02日(木) 20時32分

<脱税>クラブ「イエロー」経営者を在宅起訴 東京地検毎日新聞

 東京地検特捜部は2日、東京都港区西麻布のダンスクラブ「スペース・ラボ・イエロー」(6月閉店)の東田隆志経営者(54)を所得税法違反(脱税)で在宅起訴した。91年に開店した「イエロー」は海外から有名DJを呼んで大規模なダンスパーティーを催し、人気を集めていた。

 起訴状などによると、東田被告は建物の賃貸契約やDJの出演契約を複数のダミー会社を通じて締結。自らは「イエロー」などの経営に関わっていないように偽装し、04〜06年の3年間に得た所得約2億900万円を隠し、所得税約6800万円を免れた。隠した所得は家族名義で預金したり、車の購入などに充てていた。既に修正申告に応じているという。

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