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2008年10月02日(木) 17時51分

織原被告、12月に控訴審判決=連続女性暴行致死傷−東京高裁時事通信

 連続女性暴行致死傷事件で、準強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、英国人女性ルーシー・ブラックマンさん=当時(21)=を除く9人に対する事件で無期懲役とされた会社役員織原城二被告(56)の控訴審公判が2日、東京高裁(門野博裁判長)で結審した。判決は12月16日。
 検察側は、第三者が関与した可能性を指摘してルーシーさん事件を無罪とした一審判決は誤りと主張。被告側は準強姦致死罪が成立するとされたオーストラリア人女性=同(21)=の死亡についても、病院などで投与された薬の副作用が原因として無罪を訴えた。
 一審東京地裁は昨年4月、同被告がルーシーさんの死に何らかの関与をした疑いがあるとしたが、「直接証拠はない」と無罪を言い渡した。 

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