連載第１回目に紹介するのは、太陽エネルギーを使ってさまざまな機器のバッテリーを充電できる携帯型充電装置「バイオレッタ ソーラーギア」だ。環境に優しい優れものの携帯充電器機なのである。
カバンの中に入れて持ち運んでも苦にならない軽量・コンパクトサイズのため、公園や喫茶店、自宅や会社の窓辺など、日の当たるところならどこでも、サッと取り出して充電できる。
設計・デザインも秀逸だ。太陽電池パネルと充電器は直付けされているので、断線の心配はなし。また、直射日光下での長時間使用に耐えられるよう、太陽電池パネルと充電器には、弾性ポリマーと耐紫外線加工が施されたポリカーボネートを採用している。太陽電池パネルの角度は自由に調整できる。
使い捨てとはおさらば使い方はいたって簡単。本体に専用の「バイオレッタ電池」（単３型か単４型を２本）を装着したら、準備は完了だ。あとは、太陽電池パネルを降り注ぐ太陽の光に向けると充電が始まる。電池パネルには、エネルギー変換効率の高い「単結晶シリコンセル」を採用。効率よく太陽エネルギーを電気エネルギーに変換してくれる。
単３型は日射約１４時間、単４型は約５時間で満充電され、約１０００回の繰り返し充電が可能。これで、使い捨て電池とは、おさらばだ。
別売りの「ＤＣパワーケーブル」を利用すると、ＤＣ３Ｖ入力タイプの携帯型ＡＶ機器の充電も可能だ。さらに、「ＵＳＢパワーアダプター」を使うと、ＵＳＢ充電ケーブルで接続する携帯電話や携帯音楽プレーヤー、ＰＤＡ端末など、ＤＣ４〜６Ｖ入力タイプのモバイル機器も充電できる。太陽光のある昼間に電池を充電しておくと、夜間や太陽光が直接届かない場所でも電池から充電できる。
ただし、現在のところｉＰｈｏｎｅ ３Ｇ、ｉＰｏｄ ｃｌａｓｓｉｃ（一部のファームウエアバージョン）、ｉＰｏｄ Ｓｈｕｆｆｌｅの充電はできない（その他のｉＰｏｄシリーズは可能）。メーカーでは、対応を検討中とのこと。
行楽シーズンを迎えて外出する機会も多いこの季節、こんなオシャレで環境にも優しい充電器を持ち歩いてみてはいかがだろうか。大自然のパワーを実感できるはずだ。
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皆さま、はじめまして。本日からスタートするこの新連載を担当するライター、小野です。当コーナーでは、イカした機能を持っている、デザインがとってもハイセンス、持っていると自慢できる、あるいは癒し＆脱力系などなど、実用一点張りではなく、ちょっと気になるデジモノを毎週１点ずつ紹介していきます。お楽しみに。（テクニカルライター・小野均）
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