2008年10月02日(木) 08時15分

神楽坂の街全体がアート空間に−17日間で80種のイベント開催（市ケ谷経済新聞）

　神楽坂まち飛び実行委員会は9月30日、今年で10回目を迎えるイベント「神楽坂まち飛びフェスタ2008」の詳細を発表した。

　神楽坂を中心とした広い範囲で開催される同イベントは、商店会や地元企業、近隣の学校などが協力・参加する神楽坂の一大イベント。今年の開催期間は10月17日〜11月3日の17日間で、期間中は連日、伝統的なものからモダンなものまで多種多様なイベントを行う。

　今年は、名物イベントのひとつで、700メートルの坂道にロール紙を敷き誰でも自由に絵を描くことができるイベント「坂にお絵描き」や、アーティストが自分の作品を販売する「アートマーケット」をはじめ、展示会、落語や小唄、寄席、能などの伝統芸能、音楽・ダンスなどを17日間にわたり80種に及ぶイベントを繰り広げる。

　例年、イベント会場として使用される赤城神社境内が現在改築工事中に伴い使用できないため、同会場で開催してきた「神楽坂きものフリマ2008」は、神楽坂でも人気の高い居酒屋「竹子」の大広間に会場を移し、規模を拡大して開催する。

　昨年盛り上がりを見せた「神楽坂ギャルソンレース」は2回目の開催が決定。同実行委員長の日置さんは「今回の目玉のひとつ」と話し、「日仏交流150周年を迎え、日本とフランスの友好の地である神楽坂でレベルの高いレースを見てもらえれば」とも。

　イベントスケジュールは公式ホームページで確認できるほか、神楽坂周辺で公式パンフレットを配布している。

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