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2008年10月01日(水) 08時26分

中井貴一、脚本家との“バトル”で9キロ減サンケイスポーツ

 俳優、中井貴一(47)が30日、都内で行われた9日スタートのフジテレビ系主演ドラマ「風のガーデン」(木曜後10・0)の制作発表で、脚本家の倉本聰さん(73)との知られざる“バトル”を明かした。

 中井扮する末期がんの麻酔医と断絶状態にあった家族との再生を描く。臨終シーンのために、76キロあった体重を9キロも減量して臨んだ中井は「この半年でキャベツを50玉は食べた。9月に入ってからは何も食べず、医者役なのに、医者に行って怒られた。今も具合が悪い」。倉本さんに「貴一、何キロやせられる?」と挑発され、発奮。「死ぬシーンの前に2日間徹夜したときは、眠くなると倉本さんの顔を思い浮かべた」と苦笑した。

 その倉本氏は8月に「連ドラはもう書かない」と発言したが、この日は「久しぶりに気持ちいい仕事だった。大人のドラマができた」と満足の表情。中井は「これが最後じゃないと思う」とフォローした。会見には緒形拳(71)、黒木メイサ(20)らが出席。中井の恋人役で女優デビューする歌手、平原綾香(24)が主題歌「ノクターン」を歌い、出席者はその美しい歌声に酔った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000033-sanspo-ent