スワップ枠を6200億ドルに倍増＝FRB、世界市場安定へ供給拡大（時事通信）

2008年09月30日(火) 00時43分

　【ワシントン29日時事】米連邦準備制度理事会（FRB）は29日、ドル資金融通のため欧州中央銀行（ECB）、日銀など世界の主要中央銀行と結んでいるスワップ協定の総額をこれまでの2900億ドルから6200億ドルに拡大したと発表した。日銀との枠は600億ドルから1200億ドルに倍増した。
　米国発の金融危機を背景に世界的にドル資金の需給が逼迫（ひっぱく）していることに対応し、ドルを豊富に供給することで市場安定を図る。スワップ協定の期間は2009年4月30日まで。　

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