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2008年09月30日(火) 21時39分

<裁判員制度>法曹3トップが協力呼び掛け毎日新聞

 「法の日」(1日)を前に、法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)のトップが30日、日本記者クラブでそろって会見し、来年5月に始まる裁判員制度への協力を呼び掛けた。

 島田仁郎(にろう)・最高裁長官は「安全に暮らせる社会は国民生活の基本。裁判員経験者が増えてくれば意義が社会に浸透していく」とあいさつした。樋渡利秋・検事総長は刑事裁判の傾向について「分かりやすく早くなった。取り調べの一部録音・録画も大きな進歩」と評価。宮崎誠・日本弁護士連合会会長は「裁判が新しくなり技術の習得が必要だ。多くの会員(弁護士)に習得してもらうよう努力する」と述べた。【北村和巳】

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