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2008年09月30日(火) 15時05分

スマートフォン購入時に重視するのは「通信料金」——ネットエイジア調べjapan.internet.com

ネットエイジア株式会社は、20〜40代の男女に対し「スマートフォンの購入についての調査」を、全編 Flash 型ネットリサーチ「リサーチ TV」にて実施、2008年9月30日、調査結果を発表した。

調査対象は、20〜40代の男女793名(男性:333名、女性:460名)。調査期間は、9月19〜9月21日の3日間。

まず、iPhone 以外のスマートフォンがどれくらい認知されているかを調べるため、「(未発売のものも含めた)各社のスマートフォンを知っているか?」と聞いてみた。

その結果「ウィルコム W-ZERO3」21.7%、「NTT ドコモ ブラックベリー」17.2%、「ソフトバンクモバイルXシリーズ(X03HT 等)」10.2%となった。「イー・モバイル Touch Diamond」はまだ未発売にかかわらず6.8%の認知があった。

次に、スマートフォンの購入意向に関する質問として、iPhone と iPhone 以外の機種について「購入したいと思うか?」と聞いてみた。その結果 iPhone は、「購入する予定である」が1.4%、「購入したいと思うが具体的な予定はない」が25.0%となった。

iPhone 以外のスマートフォンでは、「購入する予定である」が0.4%、「購入したいと思うが具体的な予定はない」が16.6%となった。以上のように相変わらず iPhone の人気が高いと言えるが、iPhone 以外の機種に対してもそれなりの購入意欲があるといえそうだ。

スマートフォンを購入したいと思っている回答者259名に「スマートフォン購入時に重視したい項目は?」と複数回答形式で聞いたところ、1位は「通信料金」70.3%となり、次に「機能」62.5%と「端末価格」59.1%が続いた。

一方、「デザイン」は39.0%にとどまった。1位に「通信料金」になったことは、やはり購入してからどれだけお金がかかるかに、最も大きな関心があると考えられる。

また、一般の携帯電話では、かなり重要視されると思われる「デザイン」が、スマートフォンではそれほど高くなく、「機能」が「デザイン」を大きくを上回ったのは、スマートフォンには「機能」としての側面が強く求められていると言えるかもしれない。

さらに、「スマートフォンのどの機能を使いたいか?」と聞いたところ、1位「パソコン用 Web 閲覧」64.5%、2位「メール」51.0%、3位「タッチスクリーン」45.9%となった。

スマートフォンを購入したいと思っている回答者259名に「スマートフォンを購入する際に参考にしたい情報源は?」と複数回答形式で聞いたところ、1位「製品比較サイト」56.8%、2位「メーカーや企業が運営するサイト」55.2%、3位「店頭」34.4%となった。

また「友人・知人」29.0%、「カタログ」は26.6%、「ショップのスタッフ」19.7%となった。このようにスマートフォン購入意向者は、購入する際の情報源としては「製品比較サイト」「メーカーや企業が運営するサイト」などインターネット上の情報を重視する割合が高い。

一方「店頭」で「カタログ」や「ショップのスタッフ」での情報を重視する割合はそれほど高くない。

今回の調査におけるスマートフォンを購入したいと思っている20歳〜49歳の男女は、店頭で実物を見たりショップのスタッフによって説明を受けたりするのではなく、自分自身でじっくりインターネット上の情報を収集して、購入を検討する傾向があるといえるだろう。

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