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2008年09月30日(火) 19時07分

防衛省内で拳銃2発発射=警備の隊員「弾ないと思った」−東京時事通信

 30日午後1時50分ごろ、東京都新宿区市谷本村町の防衛省で、中央指揮所入り口を警備していた陸上自衛隊警務隊本部付の男性1等陸曹(44)が持っていた拳銃を壁と床に2発発射した。けが人はなかったが、壁の配電盤に穴が開いた。1曹は「弾は入っていないと思った」と話しているといい、陸自警務隊は詳しく事情を聴き処分する。
 防衛省によると、1曹はこの日朝から、同省A棟地下1階の入り口脇にある詰め所で、同僚と2人で警備に当たっていた。いすに座っていたが、突然立ち上がり、腰のホルダーから拳銃を取り出し、壁に一発発射。驚いた反動で、もう一発を床に撃った。翌日に射撃検定があることから、構えや引き金を引く練習をしたとみられるという。 

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