記事登録
2008年09月30日(火) 00時00分

話弾む 独創的な名刺読売新聞


QRコード入りの名刺を作成し、携帯電話に地図を表示させた

 初対面の人との会話を弾ませたい。そんな人は自分なりの独創的な名刺を作って手渡してはどうだろうか。名刺作成ソフト「勝てる名刺2」は、用意されているデザインも多彩で、顔写真や文章も付けられる。退職した人が、趣味の仲間に配るための名刺を作ってもいい。(米山粛彦)

STEP1  デザイン1500種以上

 起動すると、画面左に基本となるデザインを選ぶための窓枠が現れる。「デザイン集」のボタンを押すと画面中央に候補が並ぶ。ソフトには1500種類以上のデザインが用意され、「ビジネス」や「趣味」といったジャンル別のほか、「シンプル」「都会的」のようなイメージ別の分類もあるので、絞り込みに使うといい。

 基本デザインを決めたら、左の窓枠の「表面デザインを編集します」をクリック、背景や絵柄を選んで飾り付けをする。仕事の取引相手に向けたPRのメッセージやキャンペーン情報を書き込むと、相手に好印象を与えられるかもしれない。

STEP2  英語変換や顔写真掲載も

 デザインが固まったら、画面上部の「プロフィール」ボタンを押し、表示された画面に氏名や住所、電話番号などの連絡先を書き入れていく。連絡先は1人につき10件分を登録できる。齋や邉といった難しい文字も画面左の「人名外字を入力」から選べる。日本語で書いた連絡先を英語に変換する機能もある。

 画面上部の「デザイン」ボタンを押すと、STEP01で作成したデザインに自分の名前が入った名刺が表示される。

 顔写真を付けたい場合はプロフィール画面の写真の個所をクリック、画像を選択する操作を行えばよい。

STEP3  イメージ確認して印刷

 満足のいくデザインができあがったら、実際に名刺を印刷してみよう。

 画面上部の「用紙の選択」ボタンを押して、用紙の大きさや、1枚の用紙に印刷する枚数を選ぶ。

 「割り付け」ボタンを使えば、名刺が印刷された際のイメージを見ることができる。この段階でデザイン集を開いて、別のデザインを選べば、印刷する中の一部だけを別仕様の名刺にすることも可能だ。逆に、デザインは同じままにして、複数人の名刺をまとめて印刷することもできる。手持ちの名刺をスキャナーで読み込み、印刷する機能もある。

QRコード入りも可 用途に合わせ、相手の印象に残る個性的な名刺を作ろう。 携帯電話用のQRコード(2次元コード)も印刷できるので、地図やホームページのアドレスを伝えるのにも便利。
プリンターで簡単作成
勝てる名刺2

 プリンターで名刺を簡単に作れる。デザインを選んで、入力し、用紙を選ぶだけで出来上がり。手持ちの名刺をスキャナーで取り込んで増刷できる機能もある。QRコードやロゴ、顔写真を付けたりして、オリジナル名刺ができる。ペットや子供の名刺を作るのも楽しい。ひな型は1500点もある。アジェンダ 標準価格6090円

ラベル屋さんHOME

 名刺やあて名、CDラベルなどが作れる無料ソフト。ラベル用紙を販売するメーカーが提供しているソフトなので、プリントしたとき用紙からはみ出すようなミスがない。http://www.labelyasan.com/apl/(YOMIURI PC編集部)

http://www.yomiuri.co.jp/net/column/dennou/20080930nt04.htm