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2008年09月29日(月) 00時33分

越冬ヅル第1陣、鹿児島・出水平野に早くも飛来読売新聞

 国内最大のツル越冬地・鹿児島県出水市の出水平野に28日、越冬ヅルの第1陣が飛来した。市ツル博物館によると、統計のある1962年以降で最も早いという。

 同市の鳥獣保護区管理員、年神浩正さん(68)が午後0時10分ごろ、同平野の干拓地に舞い降りたマナヅル1羽を確認した。翼を広げると約2メートルになる成鳥で、刈り取った田んぼで羽を休めたり、餌を求めて飛び回ったりしていた。

 年神さんは「第1陣の飛来は例年、10月10日前後なので驚いた。ここ数日、急に冷えてきたのが影響しているのかもしれない」と話している。

 これまで最も早い飛来は1993年の10月4日で、昨年は10月13日だった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000000-yom-soci