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2008年09月28日(日) 18時22分

首相、任命責任認め陳謝=「心からおわび」−中山氏辞任時事通信

 麻生太郎首相は28日夕、中山成彬国土交通相が一連の問題発言の責任を取り辞任したことについて「発言は甚だ不適切で、国民各位と関係した方に心からおわび申し上げたい」と陳謝した。同時に「任命した段階では(中山氏は)適任だった」とした上で、自らの任命責任について「あった」と認めた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 中山氏の辞任を受けて、代表質問直後に衆院解散に踏み切るべきだとの声が与党内で出ていることに関し、首相は「(2008年度)補正予算案の成立を期す。まずはこれからだ。そういった声(代表質問後の衆院解散)は政府から出たことはない」と述べ、成立に意欲を示した。 

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