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2008年09月28日(日) 22時45分

<北朝鮮>核施設再稼働の動き正当化…国連総会で外務次官毎日新聞

 【ニューヨーク小倉孝保】北朝鮮の朴吉淵(パクキルヨン)外務次官は27日、国連総会の一般討論で演説し、自国の核開発を巡る6カ国協議について「米国は合意を破った。『行動対行動』の原則に従い適切な対抗措置をとる」と述べ、核施設の再稼働に向けた動きを正当化した。

 朴次官はまた、日本を「犯罪国家」などと決めつけ、国連安保理常任理事国入りを許すべきではないと主張。

 これに対し日本の奥田紀宏・国連次席大使は「日本は第二次大戦について繰り返し謝罪している。安保理非常任理事国を9回務めるなど世界の平和、安定に貢献してきた」と反論した。

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