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2008年09月28日(日) 00時08分

大阪拘置所で自殺の男性被告、キタの女性殺害犯と判明産経新聞

 大阪拘置所(大阪市都島区)で自殺を図り、27日に死亡した勾留(こうりゅう)中の男性被告。氏名は明らかにされていないが、関係者によると、平成6年に大阪・キタで起きた女性殺害事件で起訴された大阪府茨木市の会社員、押谷和夫被告(49)であることがわかった。死亡を受け、大阪地裁は公訴棄却を決定する見通し。

 同拘置所によると、20日午前8時半ごろ、単独室内でタオルとシャツを結んでひも状にし、窓に固定して首をつっているのを巡回中の職員が発見。発見時、意識はなく、27日未明に搬送先の病院で死亡した。

 押谷被告は茨木市で民家の庭先に自分がはいた女性用下着を投げ捨てたとして、昨年12月に廃棄物処理法違反容疑で府警に逮捕された。その後、6年1月に大阪市北区のホテルでデート嬢をしていた女性=当時(26)=を殺害したとして、殺人容疑などで再逮捕。起訴後、公判前整理手続き中だった。

 同拘置所は「再発防止に努めたい」としている。


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