ぶら下がり取材に応ぜず＝麻生首相（時事通信）

2008年09月28日(日) 10時43分

　麻生太郎首相は28日、中山成彬国土交通相の辞任に関して内閣記者会が求めた「ぶら下がり取材」について、応じないと秘書官を通じて回答した。秘書官は「河村建夫官房長官が行う記者会見が首相の意向だ」としている。
　これに関し、河村長官は同日午前、首相官邸で会見し、首相の対応について「これから国会が開かれる。予算委員会も開かれる。首相はきちっと説明されると思う」と述べ、国会での所信表明演説や答弁によって、説明責任を果たすことは十分可能だと強調した。　

【関連ニュース】
・首相の任命責任「当然ある」=自民幹事長が言及
・中山国交相が辞任=麻生政権、出だしから苦境
・解散先送り論も=国交相辞任、麻生政権を直撃-与党
・与党、麻生政権の先行き懸念=首相の人選に非難も