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2008年09月26日(金) 08時33分

ウィルコムとシャープ、WM6.1搭載の業務用スマートフォン「RZ-H220」発表+D Mobile

 ウィルコムとシャープは9月25日、ウィルコムのPHSモジュールW-SIMに対応した業務用スマートフォン「RZ-H220」を発表した。発売は11月中を予定しており、シャープまたはウィルコムの法人営業ルートを通じて販売される。価格はオープンプライス、実売想定価格は本体のみ(標準バッテリー込み)で約10万円。

【表:主なスペック、他の画像を含む記事】

 RZ-H220は、ウィルコムの一般向けスマートフォン「Advanced/W-ZERO3[es]」(WS011SH)をベースに開発された通信機能付きハンディターミナル。国内向けハンディターミナルとして初めて、OSにWindows MobileR 6.1 Classic 日本語版を採用した。すでにあるWindows Mobile用ソフトを活用できるだけでなく、導入企業に合った業務アプリを柔軟に開発できるという。

 ディスプレイは、ワイドVGA(480×800ピクセル)表示のタッチパネル対応3インチモバイルASVカラー液晶を搭載。AF付き200万画素カメラを利用して写真付き業務報告やQRコード、名刺の読み取りが行えるほか、(1次元)バーコードの読み取り用としてレーザースキャナも内蔵した。外部メモリにはmicroSDを利用する。

 片手操作がしやすいよう、QWERTYキーボードではなくケータイライクなダイヤルキーとソフトキーを採用。さらに、レーザースキャナの動作など、任意の機能を割り当てられる大型のファンクション/トリガーキーが追加されている。

 通信機能は、定額料金が可能なPHS通信/通話のほか、無線LAN(IEEE802.11b/g)とBluetooth(Ver.2.0 クラス2)に対応。ボディはさまざまな環境での利用を考慮し、コンクリート上1.5メートルの耐落下衝撃性能とIP54準拠の防じん/防まつ性能を備えている。

 連続待受時間と連続通話時間は、標準バッテリー装着時で約700時間/約9.5時間、大容量バッテリーを使った場合は約1000時間/約15時間。なお、業務使用時(バーコード読み取りと無線LANのデータ送受信を繰り返す)の連続駆動時間は、標準バッテリーで約11時間、大容量バッテリーで約17時間となる。そのほか、カレンダー/時計/RAMバックアップ用の内蔵リチウム2次電池も内蔵する。


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