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2008年09月26日(金) 02時30分

「大分の学力低い」中山国交相、誤解招くと発言撤回読売新聞

 中山国土交通相は25日に報道各社と行ったインタビューで、「誤解を招く表現があった」として、同日夜、一部発言を撤回した。

 インタビューで中山国交相は、日本への観光客の誘致策を問われた際、日本人の国民性に触れ、「日本は随分内向きな単一民族といいますか」などと述べた。

 また、大分県教委汚職事件について、「日教組の子供なんて成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低い」と言及。成田空港の滑走路拡張問題でも、「ごね得というか、戦後教育が悪かったと思う」「自分さえよければ、という風潮の中で、なかなか空港拡張ができなかった」などと、建設反対派への批判ととれる発言をした。

 中山国交相は、インタビュー終了から約3時間後、これらの発言を撤回することを各社に通知した。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080926-OYT1T00135.htm