記事登録
2008年09月26日(金) 11時31分

国交相発言に公明党が注意喚起産経新聞

 自民、公明両党の幹事長、政調会長、国対委員長が26日午前、都内のホテルで会談した。公明党の漆原良夫国対委員長は、中山成彬国土交通相が成田空港反対派住民を「ごね得」と発言したことなどについて「穏当を欠く、閣僚としてふさわしくない発言だ。麻生内閣が発足したばかりなので、注意してほしい」と指摘した。会談後、自民党の大島理森国対委員長が河村建夫官房長官に電話で注意するよう喚起した。

 また、会談では、平成20年度補正予算案をめぐる衆参予算委員会の審議日程について、民主党内の意見を見極めながら、麻生太郎首相の帰国後に判断する方針を確認した。

【関連記事】
「成田反対ゴネ得」「日本は単一民族」 中山国交相「誤解招く」と撤回
ドタバタ二転三転、組閣の舞台裏…森元首相の強権影響
【新閣僚の横顔】中山成彬国土交通相 自民党文教族の保守派論客
麻生人事に町村派で不満続出 他派閥は嫌悪感 お家騒動より複雑化
「麻生外交」発信に腐心 「各論」は踏み込み不足 首相国連演説

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000526-san-pol