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2008年09月26日(金) 15時04分

元組長に二審も死刑=ファミレス2人射殺−東京高裁時事通信

 千葉県市原市のファミリーレストランで2005年、指定暴力団山口組系組長2人が射殺された事件で、殺人などの罪に問われた元同組系組長浜崎勝次被告(60)の控訴審判決が26日、東京高裁であり、安広文夫裁判長は「一般市民も巻き添えにしかねない極めて危険で独善的な犯行」として一審死刑判決を支持、被告側控訴を棄却した。
 安広裁判長は「メンツを守るため殺害した。動機に酌むべき事情はない」と非難。社会に与えた影響も甚大で、死刑はやむを得ないとした。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000108-jij-soci