記事登録
2008年09月26日(金) 09時05分

ネットバンク、最も満足度が高いは「住信 SBI ネット銀行」——インターワイヤード調べjapan.internet.com

インターワイヤード株式会社は、同社が運営するネットリサーチサービス「DIMSDRIVE」にて、「インターネットバンキングに関する調査」を実施、2008年9月25日、調査結果を発表した。

【画像が掲載された記事】

調査対象は、10代〜60代以上の DIMSDRIVE 登録モニター9,859人。調査期間は、2008年5月28日〜6月5日。

インターネットバンキングは7割の71.8%が「現在利用している」と回答。「過去に利用し、現在は利用していない」4.4%を合わせた利用経験者は76.2%であった。

利用率(「現在利用している」)は、40代男性が最も高く81.4%で、30代男性と40代男性は8割を超えている。女性は最も高い30代でも69.7%と7割に満たず、男性の方が利用率は高い。また、ネットトレーディングをしている人では、トレーディングの頻度に関わらず利用率が85%を超えている。

ネットバンキング利用経験者に“利用している/したサービス”を尋ねたところ、「残高照会・入出金照会」が91.6%で最も多く、次いで「振込み、口座振替」78.4%が続き、この2項目が圧倒的であった。

ネットバンキングを利用する理由は、「窓口や ATM に行かなくてよいから」が最も多く73.1%、「24時間いつでも利用できるから」72.2%、「手数料が安い/無料だから」56.2%、「リアルタイムで振込み・決済などができるから」41.9%と続いた。

また、ネットバンキングに重視することについては、「24時間、いつでも利用できる」が最も多く79.8%、次いで「手数料が安い/無料」66.0%、「セキュリティ対策がしっかりしている」50.7%、「操作がしやすい」40.7%、「ネットショッピングなどの決済がしやすい」35.8%と続いた。

「24時間」と「手数料が安い/無料」については“利用している理由”でも上位であり、ネットバンキングには欠かせない要素である事がうかがえる。

現在利用しているインターネットバンクは「イーバンク銀行」がダントツに多く84.3%で、続く「ジャパンネット銀行」の25.3%より59ポイントも多かった。以下、「ゆうちょ銀行」24.9%、「三菱東京 UFJ 銀行」21.1%、「三井住友銀行」17.8%と続いた。上位2行はネット専業の銀行という結果だった。メイン利用の銀行についても、「イーバンク銀行」が51.4%と半数を占めた。

メインで利用している銀行の満足度については、満足している人の割合は「住信 SBI ネット銀行」が最も高く96.6%であった。「ソニー銀行」と「セブン銀行」も95.2%で9割を超えた。

今後の利用意向を尋ねたところ、現在利用している人では「(今後も)ぜひ利用したい」66.1%、「まあまあ利用したい」29.3%となり、95.4%に今後の利用意向があることが分かった。

利用している人と利用経験のない人では利用意向の差が大きく、利用経験の無い人では「利用してみたい」26.0%よりも「利用してみたくない」38.2%の方が多い結果となった。

【関連記事】
スルガ銀行がフィッシング対策「PhishWall」を採用
宿泊予約で利用される旅行情報サイトの条件は?——インターワイヤード調べ
最も支持されているネット専用銀行は?——アイシェア調べ
大量送信のスパムからターゲット絞り込みスパムメールへ
千葉銀行が RSA セキュリティの「RSA SecureID」を採用

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000002-inet-inet