2008年09月25日(木) 15時20分
白いヒガンバナが12輪 和久寺で開花(両丹日日新聞)
福知山市和久寺の竹炭研究家、大槻正温さん(75)方の庭にシロバナヒガンバナ(シロバナマンジュシャゲ)が咲き、白く清楚(せいそ)な姿を見せている。
大槻さん方の周りには田畑や荒れ地が多く、赤く燃えるようなヒガンバナが毎年群生する。シロバナヒガンバナは03年に初めて咲き、その後、自宅周りで場所を変えながら2、3輪が開花した。昨年はまったく見られなかったが、今年はつぼみのものを入れると12輪もあり、驚いている。
大槻さんは「人工的に繁殖させたものではなく、自生しているものです。白く目を引き、とてもきれいで気に入っています」と話していた。
この花は、ヒガンバナとショウキズイセンの自然交配でできたといわれる。九州地方や朝鮮半島で群生するが、繁殖力は弱い。福知山でも時々見られる。
写真=庭先で白く清楚な姿をみせるシロバナヒガンバナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000001-rtn-l26