記事登録
2008年09月25日(木) 02時11分

「麻生内閣」初入閣5人、平均年齢58歳…派閥の領袖1人読売新聞

 麻生内閣の特徴を顔ぶれや数字から探った。

 ◆最年少入閣◆

 麻生首相を含めた閣僚の平均年齢は58・2歳で、福田改造内閣の62・0歳から4歳近く若返った。戦後最年少の34歳で初入閣した小渕少子化相が平均を押し下げた。最高齢は70歳の与謝野経済財政相。

 ◆民間人ゼロ◆

 初入閣は、前内閣と同様に5人。女性も2人のままだ。総務相だった増田寛也氏の退任で、安倍内閣以降、切れ目なく入閣していた民間人は姿を消した。一方、麻生首相、鳩山総務相、中曽根外相、小渕少子化相の4人は祖父や父が元首相だ。

 ◆派閥領袖は1人◆

 派閥別では、津島、伊吹両派の各3人が最多で、高村派がゼロに。首相が気心の知れた仲間の起用を重視した影響だ。

 首相を除くと、派閥領袖(りょうしゅう)の入閣は前内閣の4人が、二階派会長の二階経済産業相の1人に減った。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080924-4471734/news/20080924-OYT1T00823.htm