細田博之衆院議員（島根１区）の自民党幹事長就任が決まった22日、島根県内の関係者に祝福と期待が広がった。官房長官や幹事長代理などの要職を経ての就任。次期衆院選が間近と言われる重要な時期での登板に的確なかじ取りを期待する声が聞かれた。
松江市堂形町の事務所では、内定の情報が伝わった午前中から相次いで祝福の電話が寄せられていた。桜井誠己後援会長(58)は「官房長官など要職を歴任し、信頼も厚いのだと思う。経験をしっかり生かしてほしい」と期待した。一方で「自民党の状態が良い状態ではないので、苦労も多いだろう」と思いやった。
党島根県連の原成充幹事長代理は衆院選への対応について、細田新幹事長に「国民が何を欲しているのかをつかみ、党の政策決定をリードしてほしい」と要望した。