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2008年09月23日(火) 14時31分

米銀への出資規制を緩和=増資努力を支援−FRB時事通信

 【ワシントン22日時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は22日、銀行への出資に関する規制を緩和した。これまで25%以上の株式を保有した場合、出資者は「銀行持ち株会社」としてFRBの監督下に置かれた。今後は出資比率が3分の1未満かつ議決権が15%未満であれば、監督の対象にはならない。低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン問題で痛んだ財務の改善のため増資を必要としている米銀に対する資金の呼び込みを狙う。 

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