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2008年09月22日(月) 17時14分

Android、第4四半期の北米スマートフォン市場のシェア4%の予想japan.internet.com

Strategy Analytics は同社の最新レポートで、2008年第4四半期に「Google Android OS」が北米スマートフォン市場で占めるシェアを4%と予想した。

Strategy Analytics の Wireless Device Strategies 部門 Director、Neil Mawston 氏は、「我々は第4四半期の北米スマートフォン市場を1,050万台と予想し、HTC が発売する Google Android OS 搭載スマートフォン販売台数を40万台、全体の4%を占めると予想している。Android OS は最も後発な OS で、Blackberry、Microsoft、Apple、Palm、Symbian、LiMo いった多くの競合がひしめく市場に参入することになる」と指摘している。

また、Strategy Analytics の Executive Director、Chris Ambrosio 氏は「Google は米国市場でブランド力があり、同社の OS 投入には大きなインパクトを市場にもたらすだろう。しかし重要な点はキャリアの販売奨励金政策だ。

iPhone やその他のスマートフォンを見ると一般的に販売価格は200米ドルを下回る必要がある。勿論長期的な成功を得るためには Android 携帯ベンダーは消費者が驚くような機能の搭載や使い勝手のよいインターフェイスを備える必要がある。また、Google も Android OS 普及に向けてのサポートを一部提供するだろうし、Google が持つ広告やマッピング、サーチ機能などの資産の提供も行ってくるだろう」と指摘した。

記事提供:EMS One

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