2008年09月22日(月) 17時43分

日銀オペ、５営業日連続実施　総額１２兆５０００億円に（産経新聞）

　日銀は２２日、銀行などの金融機関が資金を融通し合う短期金融市場に、即日で１兆５０００億円を緊急に供給する公開市場操作（オペ）を実施した。緊急の資金供給は５営業日連続となり、総額は１２兆５０００億円に達した。

　米証券大手リーマン・ブラザーズの破（は）綻（たん）や米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）の公的管理入りに伴う米金融不安の台頭で、短期市場では先週から、外資系金融機関が資金を調達しにくい状況が続いている。

　２２日の短期市場で、日銀の政策金利の無担保コール翌日物金利は、日銀の誘導目標である年０・５％程度を上回って推移する場面が多くみられた。

【関連記事】
・ ４０金融機関が対象　日銀のドル資金供給
・ 日銀、１．５兆円緊急供給　５日連続で計１２．５兆円
・ 【金融危機　ドル資金供給体制】依然として「対症療法」
・ 日米欧６中銀、ドルを協調供給　米国発金融危機
・ 追加３兆円、日銀強い警戒感

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080922-00000936-san-bus_all