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2008年09月21日(日) 22時09分

岡崎死刑囚が再審を請求、オウム事件では初読売新聞

 坂本堤弁護士一家殺害、オウム真理教信者のリンチ殺害の両事件で殺人罪に問われ、死刑が確定した元教団幹部・岡崎(宮前に改姓)一明死刑囚(47)が今年7月、東京地裁に再審を請求していたことがわかった。

 オウム事件では、教団元代表・松本智津夫死刑囚(53)ら5人の死刑が確定しているが、再審請求は初めて。

 裁判を担当した弁護士らによると、再審は岡崎死刑囚本人が請求。背景には死刑執行のペースが速まっていることなどがあるとみられ、養父(73)は、「刑を受ける覚悟はできていると思うが、1日でも長く、しょく罪の日々を送りたいと考えたのだろう」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080921-OYT1T00524.htm