記事登録
2008年09月19日(金) 23時37分

菓子用あんに毒物混入か=食べた従業員2人嘔吐−中国製、開封し異臭・長野時事通信

 19日午後3時ごろ、長野市南高田の菓子店「丸生本店」で、おはぎを製造中の男性従業員(36)と女性従業員(35)が仕入れたあんに異臭がしたため食べたところ、いずれも直後に嘔吐(おうと)し、手足のしびれを感じた。2人は軽症で命に別条はないが、市内の病院に入院した。あんは中国製だった。
 県警長野中央署は、あんに毒物が混入された疑いがあるとみて、詳しい分析を急ぐ。
 調べや同店によると、異臭がしたのは5キロ入りのあん1袋。従業員がおはぎを作っている際、作業台で袋を開封したところ、石油のようなにおいがしたという。 

【関連ニュース】
全22社から輸入なし=粉ミルク汚染、中国に確認-政府
「消費者満足の回答」出す=ギョーザ事件で中国当局幹部
中国、「個人・内部」で捜査=真相究明へ前進も-ギョーザ事件
「説明求め、連携深めたい」=日中のギョーザ中毒で警察庁長官
天洋餃子、中国でも中毒=メタミドホス、現地混入濃厚に-回収品か、日本にも通告

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000209-jij-soci