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2008年09月19日(金) 14時58分

「サプリメント代が未払いです」和解金名目で2億2000万円産経新聞

 健康食品の料金が未払いというウソの文書を送って、民事訴訟の和解金名目で金をだまし取ったとして警視庁捜査2課などは、詐欺の疑いで東京都府中市白糸台、韓国籍の会社役員、金義明容疑者(24)ら5人を逮捕した。
 金容疑者らは実在の健康食品会社の名簿を基に10万通以上の虚偽の文書を全国に郵送。昨年5月〜11月の間に全国の160人から計2億2000万円をだまし取ったとみられている。
 調べによると金容疑者らは昨年9月上旬、架空の弁護士の名前を記載して「サプリメントの代金が支払われていないので、通販会社が裁判を起こした」という文書を送付。問い合わせがあった青森県の漁業の男性(57)に対し、民事訴訟の取り下げ名目で、現金約25万4000円をだまし取った疑い。
 容疑者の1人がかつて健康食品会社に勤務していて、商品購入者の名簿を持ち出していた。

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