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2008年09月17日(水) 12時01分

北京パラリンピック:陸上・女子百メートル 八巻選手、2個目の銀 /福島毎日新聞

 北京パラリンピックに陸上の日本代表として出場している郡山市職員の八巻智美さん(37)が、15日の女子百メートル(車いすT52)で、二百メートルに続く2個目の銀メダルを獲得した。市役所本庁舎と八巻さんが勤務する喜久田行政センターには「おめでとう」と書かれた横断幕が掲げられ、初出場での「連続銀」という快挙にわき返っている。
 八巻さんの父秀敏さん(61)と母善子さん(63)は、11日の二百メートルのレース後、急きょ北京入りし、スタンドから応援。「ゴール直後に『おめでとう』と声をかけたら、『ありがとう』と言いながら智美にも涙がにじんでいた」と秀敏さん。原正夫・郡山市長は「二百メートルの銀メダルに続いて市民に大きな感動を与えていただいた。心からお祝いしたい」と祝福した。
 車いすバスケットの日本男子代表として初出場した同市在住の佐藤聡さん(32)も16日までに7位入賞が決まり、市役所2階ロビーに八巻さんと並んで祝福の横断幕が掲げられた。【坂本智尚】

9月17日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000082-mailo-l07