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2008年09月17日(水) 00時38分

ボリビア大統領支持で一致=暴力激化で調査委派遣へ−南米連合首脳時事通信

 【サンパウロ16日時事】モラレス大統領の政権運営に対する反政府行動が各地で激化したボリビア情勢への対応を協議するため、12カ国で構成する南米諸国連合(UNASUR)の緊急首脳会議が15日、チリのサンティアゴで開かれた。先の国民投票で信任されたモラレス氏を支持し、政府と反大統領派の対話促進の後押しなどを盛り込んだ宣言を発表した。
 各首脳は、自治を求める反大統領派による暴力行為を「内乱を画策し、領土的一体性を損なう」と強く非難。関係当事者に事態収拾に向けた対策を講じるよう呼び掛けた。また、激しい衝突で戒厳令下の北部パンド県に、UNASURが調査委員会を派遣する方針も決めた。 

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