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2008年09月17日(水) 16時34分

金融ブローカーに実刑=大盛工業株つり上げ−東京地裁時事通信

 東証2部上場の「大盛工業」(東京都葛飾区)の株価を不正につり上げたとして、証券取引法違反(風説の流布)罪に問われた金融ブローカー大場武生被告(49)の判決が17日、東京地裁であり、秋吉淳一郎裁判長は懲役2年6月、追徴金約15億6110万円(求刑懲役4年、追徴金約49億4680万円)の実刑を言い渡した。
 秋吉裁判長は「先端技術を利用した画期的事業の実現という虚偽の事実を公表しており、悪質。投資家の判断を誤らせて損害を負わせる危険にさらした結果は重い」と断じた。 

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